鈴虫が金剛座寺の住人に!
金剛座寺は伊勢の国三重県にある伊勢神宮から約20㎞の地にあります。その創立は神代の時代に遡ることができます。古事記に『天手力男尊』を奉る地として登場し式内穴師神社を起源に持ちます。その後氏寺『穴師寺』が建立されたのが7世紀頃。平安後期に『金剛座寺』に改名。戦乱で灰燼するも、江戸時代に現本堂が復興され、紀州徳川家のご外護を受け、伊勢観音札所十番霊場として栄えました。
本堂は築約370年で旧町内では最古になります。
現在、染川智勇さんが住職をされています。住職は大学講師をされたり、ジャズが好きだったり、骨董品が好きだったりと多趣味で笑顔が絶えないユニークな方です。
受験の悩み、学校生活の悩み、人生相談、等、聞いてくれます。
この度、鈴虫の幼虫約400匹が金剛座寺に引っ越しました。
荘厳な建物の片隅で、静かに、上品に鳴くことでしょう。
家を出発し、電車に揺られ、4時間の長旅の末、金剛座寺に到着しました。全く疲れも見せず、昆虫の生命力の凄さに目を見張るものがあれます。
8月に鳴き出す予定ですが楽しみです。
お寺での鈴虫状況日については今後、話をしていきます。
Comments are closed