自然と人を視点にする時代へ
今まで、社会と人を視点にした時代が続いています。
認知革命から科学革命になり、世の中は発展してきました。凄いスピードで科学革命が進んでいます。
しかし、幸せな時代になっていますか?以前は昭和というと新しいイメージがありましたが、今は古いイメージになってきました。昭和レトロとか、昭和ブームとか、昭和が昔の時代のように捉えつつあります。
科学革命からデータ市場主義へと変わりつつあります。
最近のニュースを見ていると、機械が不具合となり、食品の生産ストップになったり、コンピュータ障害により、飛行機が飛ばなくなったり、電車が動かなくなったりと、社会の一部が稼働しないケースが多くなっています。
一部の優秀なエンジニアが体調を崩して休まれると、不具合の修正が出来ない状況が生じています。
報連相は、死語になりつつあるかもしれません。
以前、中小企業連合会関係者と定期的に会議をしていると、学校では①あいさつが出来ること、②時間を守ること、③人の目を見て話をすることの3点だけ教えてください。後は何もいりません。難しいことはいりません、と。
就職については大学中にそれだけ出来ていれば充分です。採用試験もパス出来ます。
その時、私はそんなこと簡単なことだと考えました。
しかし、実際、今の若者と話をしていると、出来ていない者が多いことに気付かされます。
社会のあり方が悪いのか、教育現場が悪いのか、マスコミが悪いのか、家庭が悪いのか。
考えた結果、視点に問題があるのではと気がつきます。
視点を社会と人において、優秀な動物、人間に対して基準を設けて競争させることを徹底し過ぎた結果だと思います。人間の祖先は、ホモ・サピエンス1種類なので、そもそも優秀なのです。
100点満点を基準を設けて、暗記させてテストを実施します。
試験範囲を一生懸命、努力して暗記して良い成績を残す。試験が終わると忘れてしまう。元々が体感していないので、身体で覚えていません。あまり役に立ちません。努力した思い出だけが役に立つくらいです。
今の若者は詰め込まれ感が強いのと人間関係の勉強不足による人間への恐怖感、精神的不調、社会不安等、いろいろとストレスを抱えています。これが続くと体調不良の者が多くなっていきます。
今の時点で視点を、自然と人に置き換えてみてはどうでしょうか?
人間以外は生命力、適応力、存在感を前面に打ち出して生きています。環境変化に対して逞しく生きています。
今こそ、視点を社会から自然界へ広げて体感してください。土の上を歩く、山を歩く、川に入ってみる、
生き物を観察する、等です。
何か、発見出来ます。
又、人に関してはコミュニケーションを絶えずとる、絶えず笑顔で笑う、雑談をする、ことです。迷ったら、以前、お話した人間関係1/3の法則を思い直してください。
この視点を日頃、体感してください。何か、変わってきますよ。
もし、解らなければ質問してください。
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